[Lisp処理系を作る] 16日目 完成とまとめ

以上で Lisp の処理系は完成。

成果

作った後の感想

  • 思ったよりもちゃんとした資料が(ネットで)見つからなかったのは面倒だった
    • 特に構文解析のところ。
    • Common Lisp なんだから仕様書を見れば良いんだけどね…。
  • 全体で 1700 行程度。思ったよりは全然小さい感じ。
    • 確かに簡単に作れるので方言が沢山出来るのがわかる
  • 実行速度は xyzzy の約 1/2 。
    • 思ったよりも速い。
  • あまり理解していなかった Lisp の内部構成を理解するには非常に役に立ったと思う。
    • けどこれで Lisp 使いになったかというとそうでもない。
    • 単純であるが故、「自分のやりたい事」が「どの関数」で行えるかが判らないと駄目。
    • Lisp に用意されている関数を覚えた量は増えた訳ではないから。
  • けど Perl や Ruby 等のスクリプト言語に影響を与えたといわれる言語の理解は、温故知新として良かったと思う。
  • もし、これを見て自分も実装してみようと思った人は、 C# で作るのではなくて他の言語に移植するとよいと思う

今後

とりあえず公開して気になったらバージョンアップって感じですかね。

という事で TtLisp という名前で公開します。

TtLisp